講師自己紹介

起業女性のための料理動画とフォトレッスンが専門です

こんにちは。パソカフェ主宰、渡邊優子(わたなべゆうこ)です。
兵庫県川西市の自宅教室を開いて今年で21年
のべ7,500人以上の女性を「パソコンと写真」でサポートしてきました。
1966年生まれ。大阪生まれ・京都育ち・兵庫県在住。同志社大学心理学専攻卒業。

パソコンはどこで習ったの?

「どうしてパソコンに強いの?」「 パソコンはどこで習ったの?」
そう生徒さんに聞かれることがあります。

わたし、パソコンは習ったことがないのです。
パソコンが普及していない頃から仕事を始めたので、パソコンができなくて当たり前でした。
仕事先でお給料をもらいながらパソコンを学ばせてもらったようなもの。ラッキーな世代ですね。

パソコン教室パソカフェの得意分野

教室では、「起業女性のための料理動画とフォトレッスン」を専門に行っています。

  • 商品写真の撮影と加工のサポート
  • クラウドを使った写真・動画データの整理整頓のサポート
  • 料理動画の撮影と編集・オンライン販売のサポート
  • Canvaをつかった講座スライド・SNS画像の作成のサポート
  • ホームページ・ランディングページなどのWebサイト制作のサポート

起業女性に「いますぐ必要なこと」を1回から学んでいただけます。

いまの仕事をすることになった「5つの転機」

転機1「30歳。30種類の海外アプリを毎日使う日々」

大学は文学部で心理学専攻。理数系は大の苦手。家電のマニュアルも読めない。
そんな私がどうしていまの仕事をすることになったのか。
それにはいくつかの転機があったように思うのです。

結婚して3年経っても子供ができず、お小遣い稼ぎがしたくて派遣社員に。
この頃の派遣は時給が高くていいアルバイトでした。

派遣されたのはM研究所。
Mはその頃カメラ会社のイメージでしたが、研究所では海外向けプリンターを作っていました。
ここで「デバッガー」というプリンターのプログラムバグを見つける仕事につきました。

私と同じような仕事をしている女性が100人ぐらいいる、大規模な研究所。
30種類ぐらいの海外仕様アプリを毎日使い、自然とパソコンに強くなりました。
5年ほど勤め、研究所の移転により退職。

この仕事で、欧文フォントの美しさを初めて知りました。

転機2 「35歳。IT講習でメインインストラクター」

この頃、国の政策で「IT講習」が行われました。
IT講習とは、日本中の公民館で開かれる「無料初心者向け市民パソコン講座」です。
隣町のパソコン教室がインストラクターを募集し、それに勇気を出して応募

緊張で胃がキリキリ痛みましたが、なんとか模擬講義をやり遂げその場で合格。
面接官に「生徒ひとりひとりに話しかけるアドリブがよかった」と褒めてもらいました。
嬉しかった!

「教える仕事」を始めたきっかけです。

転機3 「36歳。自宅でパソコン教室パソカフェOPEN」

IT講習が終了したのを機に、パソコン講師仲間の友人と教室を立ち上げることに。
公民館にはまだインターネット環境がなかった、そんな時代です。
教室を開く場所がなく一度は諦めそうになりましたが、自宅リビングを開放することを決意

このころ自宅教室といえばピアノ教室かパン教室くらい。パソコン教室は珍しかったのです。
1回チラシを撒いただけで、ほとんどの席が埋まりました。あとは口コミですね。

「有閑マダム向けの習いごとサロン」として始めたので、手作りスイーツで毎回おもてなしをしていました。
教材の準備よりも、スイーツの準備に時間をかけていたほどです。

このときから21年間ずっと通ってくださっている定期レッスンの生徒さんもいます。
パワーポイントもフォトショップも一眼レフもみなさん経験済み。
いまはCanvaレッスンが人気です。

「サロネーゼ」のはしりでした。

転機4 「37歳。大学非常勤講師になる」

同じ時期、B大学の社会人向け通信講座の仕事を紹介されました。
募集されていたのはHTML講座のスクーリングアシスタント

当時はHTMLをほとんど知らなかったのに、なぜか「できます」といって引受けました。
チャンスだ!と思ったんですね。
そのあと2週間でHTML辞典を1冊マスター。なんとか乗り切りました。

このときの上司に気に入られ、同大学の非常勤講師に推薦していただくことに。
それから20年、B大学でワード・エクセル・パワーポイント・HTMLを教えました。

パソコン教室の客層が変化する

週に2日の非常勤講師をしながら、自宅パソコン教室も続けていました。
やがてパソコン教室の客層が変化するのを感じました。
有閑マダムはもうパソコンを習いません。
その代わり、起業女性がホームページを見て遠くからやって来るようになりました。

写真が以前から趣味だったので、「一眼レフやミラーレスカメラ」の写真レッスンも始めました。
「スマホも教えてほしい」という声にこたえ、スマホレッスンも追加。
「ホームページ作成を習いたい」という生徒さんも多かったですね。

私の撮影した写真(一眼レフ)

フォトギャラリーでは、スマホで撮った写真も見ていただけます。

写真はちょっとした知識とコツで劇的にうまくなります。
レッスンを受講後、わたしより写真がうまくなった生徒さんもおられてちょっと複雑なきもち笑。

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46歳。離婚

ショックが大きすぎて、この頃のことはよく憶えていないのです。
体重が10キロ減って、いつもボンヤリしていました。
「ひとに迷惑をかけずに死ぬ方法はないか」と考えながら、心療内科に通う日々。

「入院するレベルだよ」と先生に言われながら、それでもパソコン教室は続けました。
生徒さんもやめないで通ってくださいました。

転機5 「54歳。起業塾に入る」

コロナ禍。大学では対面講座がなくなり、すべて動画視聴講座に移行しました。
パソコン教室も Zoomオンライン授業に移行。

ここで大学の同僚が作ってくれた動画視聴教材をみて、衝撃を受けました
彼は30代くらい。趣味でユーチューバーもしていたそうです。

教材の内容は的確でわかりやすいだけでなく、生徒を飽きさせず楽しませるものでした。
撮りっぱなしのZoom授業とはまったく違う高いクオリティ。
当時の私には、なんのアプリでどうやって作っているのかもわかりませんでした。

これまで「オンライン」も「動画」もやっていなかった私。
自分が時代から取り残されているのを感じました。

起業塾に入って無我夢中で作ったのが「オンライン料理動画制作販売講座です。
1年後にリリース。これが現在の私のメイン講座です。

私があのとき、大学の同僚の作った動画教材を見て「もうだめだ」「私は時代に取り残されてしまった」と感じたように。

「料理レシピ動画なんて、自分ひとりで作れるわけがない」「でもこの時代、対面レッスンだけでは生き残れない」
そう考えておられる料理教室の先生は、少なからずいらっしゃいます。

私の得意をぜんぶ合わせたこの講座で、先生方をまるごとサポートしていきたい。
それがこれからの私の目標です。

コロナ禍で、私は大学非常勤講師の仕事をやめました
その代わり、このオンライン講座の販売で同等以上の収入を得ています。

早起きして満員電車に揺られる日もなくなりました。
57歳になったいま、身体に無理なく続けられる仕事だけが残りました。

わたしの夢

再婚した夫と、最後まで仲良く暮らしたい。
できるだけ長く、無理せずに仕事を続けていきたい。
それがいまの私の夢です。

「先生のおかげでこんなことができるようになったよ、ありがとう。」
そう言っていただくのが何よりの喜びです。

そのために、自分の得意分野は興味を持って学び続けていきたい。
それをよきタイミングで生徒さまにお伝えできる自分でありたい。

そんなふうに考えています。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

2023年9月23日
パソコン教室パソカフェ
渡邊優子(わたなべゆうこ)